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Gamelan Aid Project
Against the damage of the earthquake 2006 in Yogyakarta

支援コンサート案内:マンディ・サマサマ~ ジャワ島中部地震 から1年。われわれは忘れていない~

企画概要     チケットのご予約は こちら から。

●とき
 2007年5月27日(日)11:00~20:00

●ところ
 CAP HOUSE 〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目19-8
 TEL, FAX 078-230-8707
 E-mail caphouse@cap-kobe.com
 URL http://www.cap-kobe.com/house/index.htm
 
●参加アーティスト
 趣旨に賛同するあらゆるアーティスト
 呼びかけ応じて参加表明していただいたプロジェクト以外の人々は、
 以下の通りです。
 (表明順、敬称略、2007年1月26日現在)

 山本公成(サックス奏者/大阪)、北川真智子(筝/神戸)
 おおたか静流(歌手/東京)、石濱匡雄(シタール奏者/大阪)
 林加奈(紙芝居/京都)、柏井快英(岡元寺住職、供養)
 岡本純子(ソプラノ歌手/大阪市)、岡林立哉(ホーミー、馬頭琴/京都市)
 佐々木宏美+ローフィット+アルム(ワヤン、紙芝居/向日市)
 東野健一(紙芝居/神戸市)

●主催
 「ガムランを救え」プロジェクト+C.A.P.(芸術と計画会議)

●後援 (予定)
 インドネシア大阪総領事館、兵庫県、神戸市、船場アート・カフェ
 アート・サポート・センター神戸、アクト・コウベ・ジャパン(AKJ)
 アクト・コウベ・フランス(AKF)

●協賛・助成
 UCC上島珈琲株式会社、亀井純子文化基金(予定)


●企画趣旨

 昨年(2006)5月27日にジャワ島中部を大地震が襲い、6000人弱の人命と20万戸の家屋の消失という、甚大な被害を生みました。現地では、仮設住宅の建設をはじめ復興への努力がなされていますが、まだまだ不十分なのが現状です。我々の「ガムランを救え」プロジェクトは震災直後に結成し、ガムラン音楽や舞踊など、ジャワの貴重な文化の再生のための支援を続けてきました。多くの音楽家や舞踊家が被災し、楽器もまた瓦礫に埋もれました。

 これまで、日本国内において 10回以上のチャリティイベントを開き、集まった義援金をジャワに送り、現地の文化活動復興の一助としてきました。ともすれば、文化の復興は後回しにされがちですが、住居や道路などのインフラ整備、負傷した人々への手当とともに、文化面への配慮があってはじめて十全な「人道支援」といえるのではないでしょうか。

 しかし、地震の記憶は徐々に薄れ、風化を始めようとしています。それは日本のみならずインドネシアにおいても同様です。ときが経つほどに、被災地と非被災地の落差は広がってゆくばかりです。本当の支援は、いまこれからなされねばならないと考えています。

 このたび、地震からちょうど1年が経つ 2007年5月27日(日)に、神戸市のCAPハウスにおいて、「マンディ・サマサマ」(一緒にお風呂に入ろうよ)という支援イベントを行うこととしました。それは、ジャワの人々に向かって「私たちは忘れていない」という励ましのメッセージを送り、また、これを機会に、多くのアーティストやアートファンが交流し、新たな創造の輪を広げてゆくことを目的としています。

 当日は、午前 11時から午後8時まで、C.A.P.ハウス内の複数の会場で、コンサート、トークショー、シンポジウム、展覧会などが開かれ、屋台なども出て、真摯ななかにも楽しいものにしたいと思っています。被災地のジョグジャカルタからは、イベントの1ヶ月前から新進気鋭のレジデント・アーティストを招聘し、作品をつくってもらいます。この1ヶ月間に多くの出会いが生まれることでしょう。また、震災をめぐるシンポジウムのために、「ガムランを救え」プロジェクトの現地受入機構であるフォーラム7のスタッフを1人を招聘し、現地レポートをしていただきます。その他、出演者には、ガムラン音楽、舞踊の関係者のみならず、様々なジャンルの音楽家、アーティストがボランティアで日本各地から現れ、イベントを盛り上げてくれます。すでに15組以上のエントリーがあり、充実したイベントになることは間違いありません。

 これを機会に、ジャワ島中部の被災の様子、インドネシアの芸能を広く知っていただくと同時に、音楽やアートのもつ、人々の心をつなげる大きな力を再認識していただければ幸いです。


●アーティストへの呼びかけ文

 ジャワ地震が起きたちょうど 1年目の2007年5月27日(日)、老若男女、関西を拠点とするガムラングループやさまざまなジャンルの音楽家、舞踊家、アーティストたちが神戸のCAP HOUSE全部を温泉に変える。ころあいの湯加減につられて舞踊家たちが踊りだし、音楽家は奏で、音につられて絵を描きだす人もいる。湯船を遊泳し始める人もいる。全身を包み込む音や光や動きの温泉に浸り、渇きを癒す飲み物に群がり、食欲をそそるいい匂いに幻惑される。

 なんのために ?

 1年前に起きたジャワ地震を忘れないために。
 ジョグジャカルタで被災した音楽家、舞踊家、美術作家たちに
  われわれが連帯していることを伝えるために。
 今なお再建途上の彼らの活動を応援したいことを伝えるために。
 彼らを忘れてはいないことを伝えるために。
 ジャワから招く芸術家たちの話を聞くために。
 アーティストと社会の関わりを考えるために。
 阪神淡路大震災で被災した神戸のアーティストたちが、
  国内外からのアーティストの連帯メッセージや交流で
  どれだけ励まされたかを忘れないために。

 われわれと同じように考え、これをお読みになってうずうずしてきた人たち、ジャワ混浴温泉桃源郷に集いませんか。音楽家は声や楽器をもって、舞踊家は衣装と身体をもって、美術家は絵筆や美のアイデアをもって。われわれは、ぜひ加わりたいというアーティストの参加を心から待ってます。当日のプログラム (つまり泉質)は参加するあなたとともに変化していくでしょう。


●「ガムランを救え」プロジェクト呼びかけ人

 青木恵理子(文化人類学)、Aki Adishakti(インドネシア大阪総領事館)
 池上純子(美術家)、岩井義則(ティルト・クンチョノ)
 Wiyantari(マルガサリ)、采女直子(ダンサー)
 尾関ひとみ(スカル・ムラティ)、小林江美(ギータクンチャナ)
 小松道子(ティルト・クンチョノ)、佐久間新(マルガサリ)
 佐藤高仁(FORMASI-J)、下田展久(C.A.P.)、中川真(呼びかけ人代表)
 播磨靖夫(たんぽぽの家)、林公子(ダルマブダヤ)
 Hiros(アクト・コウベ・ジャパン、インド音楽)
 増田知子(関西インドネシア友好協会)、山崎晃男(ダルマブダヤ)
 ふいご日和楽団(CAP HOUSEガムランクラス)


● C.A.P.(非営利活動法人 芸術と計画会議)正会員

 岩渕拓郎、植田麻由、上村亮太、潤井一壮、大西正一、大野裕子
 大見明子、落合治子、加藤元、嘉納浩樹、岸本愛、木村健
 清原健彦、工藤良子、倉智久美子、小谷卓也、坂田裕俊、坂本京子
 峪田彩、澤木久美子、下田展久、新村和大、菅佐智子
 杉山知子(代表)、谷尚子、玉川真巳子、塚脇淳、築山有城
 辻村真矢、中川博志、中澤雅子、永田武士、中西すみ子、鳴海健二
 原久子、藤本由紀夫、ブライアン・ジーチ・ローレンツ
 ローレンツ喜久子、古川雅章、星野ゆみ、マスダマキコ
 的場健太郎、的場聡子、宮谷一款、森信子、モンノカヅエ
 山村幸則、山本桂子、渡辺智穂(2006年11月現在)


●フォーラム7(ジャワの対応グループ)

 Djohan(ジョハン 代表:心理学者)
 Siswadi(シスワディ、ガムラン演奏家)
 Sunardi(スナルディ、音楽舞踊学校)
 Subanar(スバナル、人類学者)
 Retno(レトゥノ、映像)
 Sita Laretna(シータ・ラレトゥノ、文化遺産)
 Jadug Ferianto(ジャドゥック・フェリアント、音楽家)


■連絡事務局

 HIROS(=中川博志)
 〒 650-0046 神戸市中央区港島中町3-2-6-1-705
 電話 &FAX 078-302-4040 (または050-7516-8884)
 E-mail hiros.bansuri@gmail.com

 または
 中川真  Shin Nakagawa
 〒 617-0006 京都府向日市上植野町地後7-211
 E mail silence@mbox.kyoto-inet.or.jp

  1. 2007/02/07(水) 12:35:43|
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